不登校に成った子供の原因究明と復帰支援

不登校とは不登校の定義とは?

 

 

文部科学省(文科省)では不登校を次のように定義しています。

 

「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、
児童・生徒が登校しない、あるいはしたくともできない状況にある者
(ただし、「病気」や「経済的な理由」による者を除く。)」

 

文部科学省の定義では、病気や家庭の事情を理由とせずに子供が
学校に行かないもしくは行けない状態のことを指します。

 

平成28年度の小中学校における不登校児童生徒数は134398人でした。

 

文部科学省の定義と数字だけでは実際に
「教室に通えていない」児童の数は分かりません。

 

保健室や特別教室での登校やフリースクールへの
通学を学校側で出席扱いとする場合があるためで、
上記の数字には該当する児童生徒は除外されている
可能性があるからです。

 

文部科学省のデータよりも、実際に通えていない
児童の数は多い可能性があります。

 

 

 

不登校の種類

不登校にはさまざまな種類があります。
子供の不登校の特徴は以下のようにパターン分け
することができます。

 

母子分離不安型

 

小学校低学年に多い。
母親からの関心や愛情を確認してつなぎとめ
ようとします。

 

母親から離れると不安状態になり、親の外出を
嫌がったりします。

 

母親がそばにいれば、友達と遊んだりなど元気に
過ごせます。
幼児退行(赤ちゃん返り)を示すことがあり、
スキンシップを積極的に求めてきます。

 

情緒混乱型

 

感受性が豊かで内向的な考え方をします。
勉強などの努力で親や教師の期待に応えようとしてきた
子供に多いです。

 

真面目で几帳面、神経質で完璧主義な
傾向があります。

 

学校を休むことに罪悪感があり、行けなくなると
引きこもりがちになります。

 

混合型不登校

 

落ち込んでいる時もあるけれど好きなことはできます。

 

我慢することが難しく、自立意識や生活習慣の習得
ができていません。生活リズムも乱れがちです。

 

不登校のきっかけはあっても理由が明確でないことが多いです。

 

逃避、回避傾向があり、何かを最後までやり遂げることが
困難な性格をしています。

 

集団生活での倫理観が欠如している場合があります。

 

無気力型

 

いろいろなことに無気力で、学校に行かないことに対する
罪悪感が少ないです。

 

行事があったり友達が誘ったりすれば登校する
こともありますが、長続きはしません。

 

心因性の身体症状はなく、家では比較的元気で過ごせます。

 

人間関係型

 

いじめや転校、教師とのトラブルにより登校できなくなります。
人間関係の明確な問題が原因となっています。

 

登校しようという気持ちはありますが、トラブルを解決
できないため登校できずにいます。

 

本人が話したがらないことが多いです。

 

ストレスによる頭痛や腹痛などの身体症状の訴えが見られます。

 

ストレスによる神経症を伴う型

 

情緒混乱型の一部の子供に以下のような症状が
見られることがあります。

 

こだわりをもっており、自分の内的な世界
にこもりがちになります。

 

ストレスにより頭痛、腹痛や吐き気、発熱などの
身体症状が出ます。

 

強迫性の神経症状や自傷行為、摂食障害
が目立つ場合もあります。

 

まれに精神疾患の初期症状が確認できる場合があります。

 

発達障害・学習障害を伴う型

 

不得意な分野の学習が困難なため、学習に対して
抵抗感を持っています

 

クラスメイトとコミュニケーションを取ることが難しく、
孤立しがちです。

 

不安や葛藤、怒りなどの感情をうまく処理することが
できずにパニックに陥ることがあります。

小学校・中学校・高校の不登校の特徴

小学校

 

本人の問題によるものが多く、病気や発達障害の可能性
も視野に入れる必要があります。

 

教師との関係や友人関係でトラブルを抱えるケースや
家庭内不和が問題になっているケースもあります。

 

低学年では、母子分離不安がきっかけとなる
ケースが見られます。

 

また、ルールや集団行動、本格的な勉強についていけない
子供も多く存在します。

 

中学年は、人間関係がだんだんと複雑に
なってくることによりいじめなども増えてきます。

 

自分と他人を比較したり恥ずかしいという感情が
出てくることにより傷ついたり自信を失ったりするということが
原因となってきます。

 

高学年は、思春期に入るために自身の変化に
不安と戸惑いが生じる年代です。

 

友人同士で評価することも増え、それにより傷つく
場面も増えてきます。

 

学校の先生や親の考え方に疑問を持つように
なるのもこの頃です。

 

反抗心や自立心が強くなりますので不登校の
リスクは高まっているといえます。

 

学習内容が高度になり学力の差が出てくることに
より自信を失いやすいのもこの年代の子供の特徴です。

 

 

中学校

 

友人関係や教師との関係など、学校生活に起因した
ものが多いですが、明確な理由がない場合もあります。

 

他にも本人の学業不振がきっかけになることもあります。

 

無気力、情緒的混乱、非行などもきっかけとして挙げられます。

 

学校生活におけるルールや決まりなどになじめないことが
原因となることもあります。

 

子供は学校の勉強に加え部活や塾など分刻みの
生活をしています。

 

これにより消耗してしまう子供も多く存在
しているのです。

 

漠然とした将来への不安から無気力になることもあり、
受験へのストレスや卒業して新しい環境に身を置くことへの
不安なども原因となることがあります。

 

 

高校

本人の問題に起因する内的な要因や人間関係などが
きっかけのことが多いです。

 

なんとなく行けないなどの「無気力」も
きっかけとして挙げられます。

 

その他の理由が複合的になっている場合もあります。

 

高校では、不登校がその子供の将来に影響
しやすくなります。

 

義務教育ではないために学校側のフォローも薄いため、
中退や留年するケースが多いです。

 

フリースクールや高等学校卒業程度認定試験なども
視野に入れておくことも重要となります。

 

多感な時期であり、環境の変化や人間関係につまづき
やすくなる年齢でもあります。

 

将来の不安や進路選択へのプレッシャー、受験なども
原因として挙げられます。

 

このサイトは5つの変えゴリーで構成されています。

 

1.不登校の原因と理由

 

不登校の原因は一つではありません、その中の典型的な例を紹介していきます、また原因がわからない不登校も
あります。

 

不登校の原因と理由

 

2.不登校の子供と両親

 

不登校の子供を持つ親の気持ちをや、逆に親が精神的な負担を感じてうつ病など体の不調を訴えるケースがあります。
その中で、いくつかの例を上げてみました。

 

不登校の子供と両親

 

3.不登校からの復帰

 

不登校からの復帰は一番大きいテーマです、復帰までの時間、方法など成功した例から
上手く行かなかった方法なども取り上げてみました。

 

不登校からの復帰

 

4.勉強による不登校

 

勉強についていけないというのは不登校の中でもメジャーな理由です。

 

勉強による不登校

 

 

5.小学校・中学校・高校の不登校

 

小学校・中学校・高校など年令によっても不登校の原因はずいぶん違います。
年令によって悩みも全く違いますので、実例を上げていきます。

小学校・中学校・高校の不登校

 

 

 

 

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