不登校の原因と理由を解説する

不登校の原因をさぐる|学校の部活

 

不登校は部活での体罰、いじめが話題に

 

次に、不登校の原因が学校、部活等、家庭の外部にあると
思われる場合について考えていきます。

 

今年は、大学等の部活における体罰、いじめが
問題になった年でもありました。

 

特に体育会系の部活は、勝利に向かって暴力も
辞さないという雰囲気が今でもあるように思います。  

 

ある人の例を挙げると、小学校から高校までずっと
体育会系(野球、テニス)の部活に属していました。

 

ミスをすると校庭10周や「けつバット(お尻をバットで殴る)」
なんて当たり前の時代でしたが、不思議と部活が原因で
不登校になる部員は私の回りにはいませんでした。

 

勝利に向かって団結するという雰囲気が、部員の
仲間意識を育てていたのかもしれません。

 

ただ、今となってはもう2度と部活には参加したくないですね。
体育会系な職場や上司も大嫌いです。

 

部活の場合は、基本的に強制ではないので、嫌なら
やめるという選択肢もあるにはあります。

 

ただし、部活の人間関係は濃く、退部した後、
先輩達に学校で会いづらくなり、不登校に
なることがあると聞いたこともありますので、
退部を決断するのは簡単ではありません。

日本は「いじめ大国」?|不登校の原因

 

 部活に限らず学校生活で、不登校の原因になるものとして
一番に挙がるのが「いじめ」です。いじめと言っても様々な
パターンがありますが、殴り合いのけんかというような、
誰が見てもはっきり分かるケースは減り、無視、
なかまはずれ、物かくしなど陰湿なものが増えてきました。

 

 

LINEによるいじめを取り上げた際にも触れましたが、
今は本当に子どものいじめが見えづらくなってきています。

 

小学校低学年の場合は、いじめる方もまだ幼く、それほど
陰湿ないじめはありません。

 

なかまはずれ等があった場合も、いじめられた子が
担任や親に真っ先に訴えることが多いので、
大人も対処しやすく、いじめた子達を呼んで、
相手がいかに苦しんでいるか、自分が同じことを
されたらどんな気持ちになるかを伝えると、反省し、
いじめが収まるということがよくあります。

 

しかし、5年生位になると、大人に見えないように
いじめをするようになってきます。

 

表面上は仲良く過ごしているということもあるため、
いじめられている子もいじめがエスカレートすることを
恐れて親や教師に伝えないケースもあります。

 

そのため、発覚したときは、かなりいじめが進行しており、
心の傷が深く立ち直りに時間がかかるということがあります。

 

 最近では、部活の連絡手段として、中学生、高校生は
LINEを使用することがよくあります。

 

練習内容等、事務的な内容を伝えるだけなら
いいのですが、ミスをした部員を責めたり、嫌いな
後輩を中傷したりする内容になってくると「いじめ」に
発展する可能性が非常に高くなります。

 

特に、中学生、高校生になると、クラスよりも部活の方が
自分にとって所属意識が強く、重要度が上がってきます。

 

部活は学校生活の満足度を左右するほどの位置づけに
なってきますので、そこにいじめの原因がひそんでいないか、
親、教師など周りの大人は気を付けてみていく必要があります。

 

 私には中国人の友人がいますが、日本の話題になると、
「日本って子どものいじめが多いんだよね。なぜ?」とよく聞かれます。

 

日本は「いじめが多く、ストレスが充満している国」という印象とのことです。
完全には否定できないのが悔しいところです。

 

 

学校でひどいいじめを受けた場合、どう対処すべきか

 

いじめは学校だけでなく、大人になってからの職場にもあります

 

大学卒業後に就職した会社で、先輩からのいじめに遭い、
軽いうつ状態になったことがありました。

 

つまり、いじめは日本において子どもから大人まで
程度の差こそあれ遭遇する出来事とも言えます。

 

 そのため、いじめを受けたからといって、その全てに
反応してしまい不登校や引きこもりになるようでは
社会生活が送れなくなってしまいます。

 

軽いいやがらせやいじめを笑って跳ね返す位の強さ、たくましさも必要です。

 

しかし、限度を超えたいじめの場合は、こう断言できます。
「学校(又は部活)に行かなくていい」と。

 

これはいじめではなく立派な「犯罪」です。

 

親は毅然として子どもを守らなくてはなりません。
いじめが解決し子どもが安心して学校(部活)に
行けるようになるまで、子どもを学校や部活に行かせない
というのも一つの選択肢です。

 

 私は以前子どもと接する仕事をしてきた関係上、
子どものいじめに遭遇することがよくありました。

 

保護者が興奮している姿を見てなだめる立場だったのですが、
もし自分の子どもがいじめにあったらと思うと、到底冷静では
いられないでしょう。

 

相手の家に怒鳴り込みに行くかもしれないと今から少し心配しています。