小学校・中学校・高校の不登校の原因究明

不登校の解決には、中学生時代の過ごしかたが鍵を握ります

不登校解決のキーポイント

 

中学生時代は12歳から15歳までの、体がほぼ
完成をする時期になります。

 

この時代にしっかりと健康を作り上げておかないと、
大人になってからもすぐ風邪を引くなど病気になりやすくなり、
いざという時に馬力が出ないという人間になってしまいます。

 

体が健康でないと、どうしてもマイナス思考に陥りがちです。

 

皆さんも経験があると思いますが、風邪を引いて熱が上がり、
例えようもないほど気分が悪い状態が2〜3日続くと、
「この状態がずっと続くんじゃないか。

 

もしかして一生治らないかもしれない。」と極端に
悲観的な精神状態になりがちです。

 

 

でも熱が下がり気分がよくなると、ついさっきまで
「もうだめだ。助からないかも」と思っていたことなど
すっかり忘れて、夕飯に何を食べようかと
もう考え始めています。

 

体調の良し悪しによって同じ人間とは思えない程、
短時間で気分が上下するのです。

 

同じように、中学生時代に健康な体を作っておかないと、
その後遭遇するちょっとした困難でもすぐにあきらめて
しまうということになりがちです。

 

また、不登校を解決するチャンスがあっても、
トライできず抜け出せなということも起きる可能性があります。

 

中学生の時の学習の不登校への影響は大きい

 

また、中学校の学習内容がその後の人生に
与える影響は、思っている以上に大きいということも見逃せません。

 

不登校のためほとんど中学校に行っていない
16歳の若者がいたとします。

 

大学入学資格を得るため「高等学校卒業程度認定試験」
を受験したいと思ったとしても、中学校の学習内容を
理解できていないと合格するのは非常に困難です。

 

また、中学校で学ぶ英語を完璧にマスターすれば、
日常生活程度の英語にはそれほど不自由しなくなります。

 

もちろん小学校の学習内容をマスターしていなければ、
中学校の学習内容も習得に時間がかかるのは確かですが、
中学校の学習内容は3年という短い期間で学ぶ上に、
中味も濃く、難易度も増しているため、やはり重要度が高いと言えます。

 

 

義務教育は中学校までですので、卒業後は社会に
出て働くことも可能です。
(現在は、高校の進学率が上がったため、高校も義務教育に近い位置づけにはなっていますが)

 

そのため中学校までに学ぶ内容は社会生活を送る上で
必ず身に付けておかなければならない内容として、
日本社会が設計されているともいえます。

 

不登校のため、中学校にほとんど通えなかった
というのは仕方のないことですが、塾、家庭教師、
フリースクールなどあらゆる手段を使って、子どもに
学力を身に付けさせるということは、親としての
最低限の努めだと考えています。

 

 

長い目で「不登校」を見よう

 

 家に閉じ籠っている状態から学校やフリースクール
などに通い始めるようになると、とりあえずは不登校
が解決したとほっとしますが、もっと長い目で
不登校を見る必要があると思っています。

 

大学卒業後に就職した会社で、上司のパワハラや
先輩からのいじめに遭い、退職し、
家に引きこもるようになったケースもあるそうです。

 

内閣府によると、2015年調査で約54万1千人(推計値)
の引きこもりの人(15〜39歳)がいるとのことですが、
最近は引きこもりが長期化し、40歳以上で引きこもっている
ケースも増えてきているとのことです。

 

成人の引きこもりと不登校は、根っこは同じなのではないでしょうか。

 

不登校問題が解決しない以上、成人の引きこもりも
なかなか解決しないとも言えます。

 

不登校の子どもをかかえていると、親は早く学校に行って
ほしいと焦ることもあるかと思います。

 

その気持ちはよく分かるのですが、子ども時代に
数年間学校に行かなかったことぐらいで
人生がだめになることなどありません。

 

親が今の子どもにとって最適な過ごしかたは何かじっくり考え、
どっしりと構えていた方が、子どもにも安心感を与えて
良いのではと思います。

 

私も16歳で不登校になり、高校を中退した時は、
「人生が終わった」と本気で思いました。

 

振り返ればもうその時から約30年の月日が流れました。
今は妻や子どもと共にささやかながら暮らすことができています。

 

「やまない雨はない」私の好きな言葉です。不登校や
引きこもりでつらい日々を送っていたとしても、きっと解決する。

 

笑って過ごせる日が来る。そう信じています。