不登校になった復帰率はどのくらいなのか?

不登校からの復帰とはどんな意味があるのか?

不登校からの復帰率とは?

まだまだ数は少ないですが、今や不登校はそこまで
数が多いわけでもありませんが、珍しい事でもありません。

 

ですが、お子さんが不登校になってしまった場合、
学校に戻れるのか、進級や進学はできるのかはもちろ
ん気になりますが、どのくらいの子供が復帰
できているのかなどの復帰率なるものも気になるところです。

 

ある県の平成27年度のデータでは小学生の場合
1年間で5人程度ですが、中学生となると30人弱、
復帰率は小学生で30%弱、中学生では25%弱
とのデータが出ています。このことから

 

小学生より中学生の方が不登校の出現が多くなる
ことはわかりますが、復帰率にはさほど変わりはないと
いうことがわかります。

 

 

子供が少ないから逃げ道が探しにくい?

 

 

子供が少なければ学級数が少なく、新学期になってもクラス替え
なども行われない場合も多くあります。

 

また、人数が少ないということは合わない友達がいたとしても
他に違う友達を見つけることが難しい場合も多くあります。

 

担任の先生が代わってクラスの空気などが変わる
場合もありますが、子供の年齢が高くなるということは
子供自身にも知恵が良くも悪くもついてきてしまうので、
なかなかいい方向に向くことが期待できない
場合もあります。

 

 

少し前と比べて不登校の子供への支援も増えて
きていることも事実です。

 

例えばスクールカウンセラーを配置されたり、教育委員会
などの支援などを受けられることもあります。

 

ただし、これは子供の中の環境が不登校の
原因の場合、目に見える改善とはなりにくいのも事実です。

 

 

復帰率は回復ではないことを理解しましょう

 

不登校はケガではありません。治るということとは違います。

 

インターネットや書籍などをみても不登校からの復帰
をうたっているものがたくさん出てきます。

 

もちろん、そこに行く、書籍になぞらえて復帰ができる人もいますが、
全員ではありません。

 

調べて勉強して子供の気持ちを理解しようと
努力するのは悪い事ではありませんが、まずは自分の子供
の事を理解することが必要です。

 

それは何かを排除すればいいといったことではなく、
今は学校に行けないという事。どうしていけないのか、
何をすれば行けるのかを探してしまいがちです。

 

まずは何かがあって行けないんだな!
行きたいと思っているのかな?
といった目の前の見えている物にしっかり着目することが必要です。

 

例えばそこで勉強はしたいのに行けない場合は
インターネットでも勉強はできますし、必ず学校に行かなければ
ならないといった理由はない事に腹をくくり、

 

勉強したいのであれば子供に合う環境を作ってあげればいい事です。

 

 

いい先生に出会えた、いい友達に出会えたは本当に運がいい事です。

 

藁にもすがる思いであればなおの事期待してしまいます。

 

でもいい友達がいてもいい先生がいても不登校になる子はなるし、
環境が劣悪でも不登校にならない子もいます。

 

その子その子によって感受性も違いますし、何が良くて何が苦手
かもみんな違います。

 

親が今できることは復帰率を調べることではなく、
今より悪い状態にならない事、ならないようにすることです。

 

学校に行かなくても高校卒業の資格を取ることもできます。
大学卒業の資格を取ることもできます。

 

仕事をすることもできるのです。大切なのは今を受け入れる事であって、
事態が好転したら運がよかったと思えるくらいの覚悟が必要です。

 

とても難しい事です。ですが、今、苦しい
思いをしている子供に期待、希望、願望
を背負わせることなく、歩みだす勇気を与える環境を
作ってあげたいものです。