不登校の原因と理由を追い求めすぎるのも良くない

不登校の原因がわからない場合はどうする?

不登校の原因究明は本当に必要なのか?

 

 

やってしまいがちな事が逆に追い詰めていることもある

 

自分の子供が不登校になってしまった場合、
どんな親でも原因を知りたくなってしまうものです。子を思えばこその事です。

 

その気持ちはいけないことではありません。

 

最近は不登校の子供の対処法としていろいろな話がされるようになり、
怒ってはいけないやしつこく聞いてはいけないなどの話もちらほら聞こえてきます。

 

学校などに話をしても「少し様子を見ましょう」となることが多いです。

 

でも最初は様子を見れても、いづれ根競べになってきます。
親もきっと苛立ってしまったりして喧嘩に
なってしまったり余計にふさぎ込まれる結果を
招く事にもなりかねません。

 

これでは親子関係もうまくいかなくなる事は明らかです。

 

そんな風になる前に思い出して欲しい事があります。

 

自分の子供はそんなに優秀ですか?

 

これは成績云々の話ではなく、「子供」というくくりで見た場合の話です。

 

子供は時に大人には理解しがたい行動をとったり、
くだらないいたずらをしたり、怒られるのがわかっているはずなのに、
自分の欲求を抑えきれなかったりします。もちろん大人は
その間違いを指摘して修正してあげる必要があります。

 

それが躾であり、子育てになります。誰だって自分の子供が
苦労する姿は見たくないはずです。

 

だから少しでも正解に近い未来を教えたくなってしまうのです。

 

そしてそれが原因究明だと考えるのが一般的です。
でも子供は自分が感じたことをきちんと自分の中で整理できているのでしょうか。

 

 

不登校には原因があると思い込んではいませんか?

 

本人にしかわからない、でも本人にもわからないこともあるという事があります

 

。以前、女優さんがテレビで

 

「若者はバカなんじゃない、未熟なんだ。未熟で未経験だからこれから学べばいい」
と言っていました。

 

これは若い彼氏の話でしたが、私は自分よりも未熟な
生き物に対してもしっかりとした回答を求めすぎて
しまっていたのではないかとハッとしました。

 

例えば大人でも「何となく苦手」と感じる場面はあります。

 

でも具体的にしっかりとした理由があって説明もできて
苦手という事の方が少ない気がします。

 

それでも大人はやっていける人が多いです。

 

それは対処法や回避法を知っているからです。それでも
人間関係がうまくいかないことも多々あるのに、
未熟な子供に原因を聞いてもその子自身がしっかりと
明確な理由がわかっていないこともあります。

 

例えばいじめなどが原因の場合でも言いにくいなどの場合もありますが、
ここでは原因がわからないことを前提とします。

 

きちんと理由を話しない場合は子供自身「なんとなく嫌な事」がある場合があるという事です。

親自身も少し軽く考えてあげる覚悟が必要

 

学校は確かに行かなければならないといった
イメージの強い場所であることは確かです。

 

「義務教育」があるのだからこそ余計にそう考えてしまいます。

 

でも今行っている学校でなければならないというわけ
ではありません。

 

親の仕事の都合やへき地で近所に他の学校がない
などの場合もあります。

 

家を建てたばかりで引っ越しなども厳しい場合もあります。
でも今の環境で絶対に生きなければならない決まりなどないはずです。

 

今の環境で適応してもらえれば親は助かります。
でもどうしても学校に行って欲しいと考えて
いるのであれば「違うところに行ってみる?」

 

などと話をしてみる覚悟も親は持たなければなりません。
もちろん、よそに行っても同じことが起こるかもしれません。

 

どこに行っても何度転校しても同じ結果に
なるかもしれません。

 

でももしかしたら全然違った結果になるかも
しれない可能性もあります。

 

もちろんその場合は子供と今より大変な思いをする
かもしれない事も話すことも必要です。

 

明るい未来の想像だけをさせても厳しい
現実になってしまった場合に余計に落胆
することの無いようにしっかりと子供と未来
について話をしてみる事が大切です。

 

 

不登校になってしまった後で原因を追究して
それについて対処する方法もありますが、
子供側のとらえ方などをきちんと見ない
とセカンドレイプと同じ事になってしまうこともあります。

 

子供の気持ちを理解したいと考えているのであれば
楽しい未来を想像しながら創造していける環境を
作ってあげることが先決です。