不登校の子供の中学卒業式

中学生の不登校の卒業式の出席

 

春は卒業・入学シーズンです。
不登校の子供を持つ親御さんは卒業をどんなものと
捉えていますでしょうか?
卒業にはいろいろな意味があります。
 

通過儀礼としての「卒業式」

 

 卒業していく子供にとって中学卒業式は、
これまでの青少年期と、これから迎える青年期
との区切りとなる一種の儀式であると
考えられています。

 

この儀式をしっかり行う事で、
自分の成長を自覚し、先に進んでいけるのです。

 

不登校の生徒にとっての「卒業式」とは

 

これは子供の感じ方やその時の学校との
関係によっていろいろな意味に変化します。

 

ある子供にとっては卒業式は節目や区切りとなり、
ある子供にとっては苦痛や孤独感を強めるだけになります。

 

不登校の生徒の親の気持ち

 

けじめや区切りは大事にして欲しい、大人になってから
自分が卒業式に出られなかった事を後悔したら大変だ、
親としては複雑な気持ちになると思います。

 

親は子供の晴れ姿を見たいものですし、子供自身
のためにも「出た方がいい」と言いたくなることと思います。

 

学校と親との節目でもある

 

親は学校を信頼して子供を預けています。
その信頼関係の最後の形を示すものが卒業式となります。

 

卒業式を見守る、または卒業証書を目にする事で
「親自身の選択」が正しかったのかそうでなかったのか
という事も見えてくる事と思います。

 

そういう意味では卒業式というのは親のものでもあると
言えるんですよね。

 

卒業式の形にはいろいろある

 

不登校児の中学卒業式にはどんな形式のものがあるのでしょうか。
具体例をいくつかあげておきます。

 

これだけの選択肢があればお子さんに合った
形式を選ぶ事ができますね。

 

1 通常通り他の生徒と共に出席

 

2 体育館の後ろや少し離れた所から参加

 

3 校長室にて個別卒業式をしてもらう

 

4 家庭訪問にて卒業証書授与

 

5 保護者が代理で卒業証書授与

 

何よりも尊重すべきは子供自身の意思

 

どんなに周りが用意しても、子供自身が納得
していなければ意味がありません。

 

無理やり式に出席させても嫌な気持ちの方が
残ってしまいやすいのです。

 

自分で選んだ選択肢であれば、子供は自分の選択に
折り合いをつけることができます。「自分で選択した」という
意識を持てる事が子供の成長に繋がっていくことになります。

 

その選択が出席でも欠席でも、親御さんは子供の意思と選択
を大事にしてあげてくださいね。