不登校の子供は親が分かってくれいないと思っている

不登校の原因の一つは「親がわかってくれない」との思いか

 

気が合う人がいても全てが同じ人はいない

 

外見も考え方も似ていることはあっても同じ人はいません。

 

これを読んだら当たり前の事だと誰もが感じるはずです。

 

ですが、それは夫婦でも親子でも同じ事です。

 

「似ている」が限界です。当たり前です。

 

子供は育つ環境で性格や人格などが形成されます。
いくら教えてもなかなかできないことも、教えてないけど
知らないうちにできていることもあったはずです。

 

親は子供にいろいろな事を教えてきていますから、
ある程度大きくなれば理解していると考えてしまい
がちです。理解はしているかもしれませんが、
果たしてそれは子供と同じ感覚なのでしょうか。

 

感覚が違うのにいくら軌道修正をしようとして
教えても子供はきっと理解できません。

 

そのうち親がわかってくれないと感じるようになるでしょう。

 

 

子供のすべてを理解していると思っていませんか

 

小さい頃から育てて来ていれば泣くタイミングや喜ぶ事、
怒る事などがわかる事が多いと思います。

 

でもそれは想像がつくといった程度で、理解しているで
はないことが多いです。

 

例えば子供同士のケンカがあったとして、
子供が小さいうちは親がその場に居なければ子供に話
を聞く事もあるはずです。

 

そんな時に「どうしてそうなったの?」と聞いて子供が
「やめてって言ったけどやめてくれなかった」と聞いてしまえば
自分の子供はやめてほしかったのにしつこく
されたからケンカになったと思ってしまいます。

 

でも親はその場にはいません。子供が嘘をついて
いるわけでもありません。ただ、言い方やニュアンスと
いったところまで想像できない親御さんが多いのも事実です。

 

親だってもともと嫌いな人に訳が分からないことをされて
いるのに平常心で優しく話をする事は難しいはずです。

 

「やめて」と言ったのか「やめろっつってんだろ」と言ったのか
でも相手への聞こえ方は全然違うはずです。

 

落ち着いているときに話を聞くのとその時その場の
問題が起こっているときの口調とは違う事もあるはずです。

 

24時間子供に張り付いて感情のすべてまでを読み取る事
は不可能なのです。

 

 

失敗させたくないあまりにいろいろ教えすぎている

 

誰だって自分の愛する子供に失敗して欲しくはありません。

 

人間関係でも学業でも就職でも人生でもなんでもそうです。

 

でも人間は失敗する生き物です。失敗して学ぶことの
方がはるかに多いはずです。

 

大切なのは失敗しないことではなく、失敗して学ぶ事
、軌道修正をすることです。

 

人生自体がぶっつけ本番です。でも子供が生きている
環境はどうでしょうか。

 

運動会となれば入場行進の練習、徒競走の練習など
本番に向けてとにかく練習をします。

 

でも人生そのものがぶっつけ本番なのだから、
失敗することもたくさんあるはずです。大切なのは間違えたり
失敗してしまったときにそれを否定することなく
、次は頑張ろうという方向に気持ちを向けてあげる事です。

 

 

理解ができない、しようとしないのなら原因は聞くべきではない

 

子供よりも大人は回避方法も解決力も持っているはずです。

 

だからこそ子供がおかしな事を言っていれば
「違う、そうじゃない」などと否定してしまいがちです。

 

でも今のその子の経験値や思考回路ではそこが限界で、
それは頭がおかしいわけでもなく、理解力がないわけでもありません。

 

もちろんその子その子で受け止め方やその後の行動も違います。

 

どんなに小さくてもある程度の人格は形成されていて、
そこに未熟さが加わっての行動や言動です。

 

もちろん間違っていたら修正をしてあげたりすることも必要です。
でもそれは理解したうえですることであって、否定してする
事ではありません。

 

否定してしまえば親がわかってくれないと心を閉ざして
しまったり、余計に反発してしまうこともあります。

 

 

何が理由でも不登校になってしまえば親も子供も苦しいはずです。
でも親となったからには親の苦しさはさておき、
子供の苦しさを理解して、どうにか理解してあげる
必要があります。

 

子供の苦しさを理解して、行動を起こしたり
対応したりするのはそのあとですることです。

 

親がわかってくれないとなってしまっては絶対にいい
方向には進みません。