不登校からの復帰と周りの反応

不登校から学校に復帰したらどんな反応を受けるのか?

一度、不登校になったら学校に復帰するのには
勇気が必要です。

 

学校に復帰した後に、周りからどんな目で
みられるのか、いじめられたりしないか、
勉強についていけるのかなど、様々な不安があります。

 

実際のところは、不登校になった原因によって、
反応は変わるようです。

 

今回は、現役教師に聞いた学校へ復帰した後の
周りの反応を原因別にお話します。

 

 

思春期で一時的に学校が嫌になった場合

特に何か大きな不満があるわけでもなく、友達もいるのに
、なんとなく学校に行くのが嫌になる子がいるようです。

 

思春期は体も心も成長するときで、不安定に
なることもあります。

 

しかし、多くは一時的なもので、少しすれば
精神的に落ち着きを取り戻し、再び学校に
行けるようになるようです。

 

復帰後は学校には友達がいて、勉強もついて
いけることが可能なケースが多く、周りも不登校に
なる前と変わらず接することが多いようです。

 

 

発達障害(LD)で授業についていけない場合

発達障害の中でも学習障害など、読み書きや
計算などの特定のスキルが極端に困難なケース
では、学年が上がるにつれてますます勉強に
ついていけず、勉強から逃げるために
不登校になるケースがあります。

 

復帰後は、先生は学習面でサポートする体制を
整え、生徒をあたたかく迎える対応をとることもあります。

 

友達は、復帰前と変わらない反応を取ることが多いようです。

 

発達障害(ADHD)で周囲と関係がうまくいかない場合

集中力がない、じっとすることができない、考えずに
行動してしまうなど、一見わがままに思えてしまう
行動が周囲には受け入れてもらえず、孤立して
しまうことがあります。

 

例えば、宿題をやるように先生言われても、宿題よりも
自分の好きなことを優先してしまったり、そもそも宿題が
あることを忘れていたり、授業に集中ができないために
宿題をしてきません。

 

これが発達障害によるものだと理解しなければ、人の
言うことを聞かない自分勝手な子供と思われてしまいます。

 

先生からも冷たい目で見られ、友達も離れていきます。

 

そうなると学校に居場所がなくなり、不登校になる
ケースがあります。

 

自分勝手と思っていた行動が病気によるものだと
分かっても、大人でもなかなか仕方ないと割り切る
のが難しく、子供達にはなかなか理解してもらえないのが
現状なようです。

 

そのため、学校に復帰しても風当たりは冷たく、
孤立している子供が多いそうです。

 

しかし、先生はなるべく子供を理解しようと努力しています。

 

精神的に弱い場合

今の子供は昔と比べ、叱られる経験が少ないです。

 

昔は近所の人からも叱られることがあったそうですが、
今では近所の人どころか親からでさえ叱られることが
減ってきているようです。

 

そのため、学校で先生に叱られると、自分を全面的に
否定された気持ちになり、先生が恐くて授業を受けられず、
不登校になってしまうことがあります。

 

また、過去に誰かにひどく叱られたことがトラウマ
になっていて、学校で誰かが叱られているのを
見るとトラウマを思い出してしまって、学校に行く
のが恐くなり不登校になる子もいるようです。

 

学校に復帰した後は、特に周りの反応は
変わらないようです。

 

しかし、本人が少しのことで泣いたり騒いだり
するため、だんだん友達が離れていってしまう
ことはあります。

 

いじめにあっている場合

社会問題でもあるいじめは、不登校の大きな原因です。

 

学校に復帰した後の生徒の反応は様々なようです。

 

完全に無視し始めたり、いじめがエスカレートしたり、
逆にいじめがなくなっていたりします。

 

先生は、いじめが再発しないように対策を考えて、
クラスや部活で生徒たちの様子をしっかり監視する
ようにはするみたいです。

 

不登校からの復帰で周りの反応のまとめ

 

大事なことは、不登校になった原因を、学校と親が
しっかり把握することだと思います。

 

学校で原因が分からなければ、子供と向き合って
不登校になった原因を探ってください。

 

原因が分かれば、少なくとも先生は何かしら対策を考えて
、きっとあたたかく子供を迎えてくれると思います。