不登校での私立高校の受け入れ

学校へ行きたくてもいけない、私立高校での受け入れの現状

 

ひとり一人の子供たちと向き合えば、その子供を取り巻く、
家族、教師、学校が浮かびあがり、そして全てを取り巻く
社会全体がわかるようになります。この非力な、悲しい人間。

 

子供たちと接することで一生懸命生きているけれど、
思い通りにならない私たち自身が見えてくることもあります。

 

 

国の教育改革が年代を追うごとに成され、
「受験戦争」「ゆとり教育」「グローバル化」といった
単語で表すことができます。

 

その中で、表面化してきているのが「不登校」
「勉強についていけない」「突然きれてしまう」
「コミュニケーション力が弱い」「ゲーム脳」といった
子供たちが増えています。

 

小さい頃よりゲームをずっとして育った子供は、
感情のコントロールが弱く切れてしまいやすい
という研究報告もなされています。

 

スマートフォンも普及してSNSを使用した犯罪に
巻き込まれてしまう子供たちも増えています。

 

また、それが不登校に結びついています。

 

そのような社会を作り上げてしまった私たちは、
力の弱い子供たちを社会全体で支えて守って
いく義務があります。

 

また、問題を抱える子供としっかりと向き合い、
表面だけでなく内面も支えていかなければなりません。

 

読み書きが苦手、落ち着きのない子の不登校

 

不登校の生徒を公立高校で受け入れるのことは勿論、
私立高校でも受け入れていかなければなりません。

 

思春期で自我の形成がされる時期であり、生徒からの
反発や拒否は当然のことながらあります。

 

担任の先生は、どのように不登校の生徒を受け入れていった方がよいのか。
恐らく、高校だけでの問題ではなく、生まれ育った環境や
生活面、親の愛情といった様々な因果関係も
絡み合っているでしょう。

 

発達的な問題も大きく関係しています。

 

近年、研究が進み先天的な脳に問題のある
「発達障害」がクローズアップされるようになってきました。

 

読み書き障害と言われる「LD」や注意散漫で
落ち着かない「ADHD」は、40人学級に1人はいると
言われています。

 

自閉症スペクトラム障害は、@こだわり、A社会性の欠如、
Bコミュニケーション障害が主たる症状ですが、知的障害を
伴わない高機能自閉症やアスペルガー障害などの
子供たちもいます。

 

昔は、「親の育て方がよくないからだ!」
と言われてきましたが、そうではありません。

 

教育環境や周囲の理解、取り組みや医療機関
との連携などをしっかりとしていれば、
問題なく生活することや通学することが可能です。

 

3歳児検診などで引っかからず、診断を受けない
まま学校に行き、「周囲と馴染めず1人で遊んでいる」
「授業中、落ち着かずに走り回る」
「相手の心が読めずに傷つけることを普通に言う」など、
問題行動を起こしてしまうケースがあります。

 

それで、「変わった子」と周囲から見られて苛めを受けて
不登校になってしまう原因が挙げられます。

 

教員は、生徒と向き合い怒るのではなく、
「何故、そのような行動をしてしまったのか?」
ということを共に考えていかなければなりません。

 

勿論、私立高校でも担当教員だけではなく、
スクールカウンセラーや他の教員、家族、医療的な
機関なども含めて総合的なケアをしていく
必要性があります。

 

子供たちも「自分は正しいことをやってるつもりなのに、何が悪いの?」
「文字が読めないから授業を受けたくない」
「文字が書けないから恥ずかしい」と感じているかもしれません。

 

子供の心を理解し、注意が散漫しないように
一番前の席にしたり、コミュニケーションを取る方法
を具体的に教えたり、読み書きが出来ない場合、
何らかの配慮をしてあげないといけません。

 

一番つらくてしんどいのは、子供自身です。

 

不登校の家族へのアドバイス

 

 

高校などの、高等教育機関では、受験という方法
で本人の学力を踏まえて学校を選んで受験します。

 

全日制教育や通信教育、夜間制教育とその人に
見合った学校を選ぶことが可能です。

 

知的障害や身体障害といったハンディキャップを持っている場合、
支援学校を選択する人もいることでしょう。

 

また、ハンディキャップを背負いながら一般の学校へ
進学する人も増えています。都市部の学校で
学区制を廃止していきたい学校へ行ける自治体もあります。

 

社会のニーズが多様化社会を生んでいると言えます。

 

学校によって、様々な特色があり発達障害の子供たち
のために配慮して授業を進める受けれてもらえる学校もあります。

 

「何が原因で不登校になってしまったのか」子供や親、
教員が一緒に話し合い、その子に合った教育を選択
する必要があります。

 

今は、公立高校だけでなく私立高校でもカウンセラー
を配置したり学校によっては、家族などの話し合いによって
受け入れてもらえる学校が増えてきています。

 

教員も色々なケースに対応できるよう学んで
いかなくてはいけません。

 

「非行に走る生徒」「夜中に徘徊する生徒」
「万引きをする生徒」「引きこもってしまう生徒」
などがいます。

 

、もしかしたら、「友達ができない」
「学校の授業についていけない」
「人とのコミュニケーションが上手くできず、苛めにあっている」
ことが根底にあり、本当は学校に行きたいけれど行けない、
行きたくないと感じているのかもしれません。

 

お互いの距離感を大切に常にそっと見守り、出来たことに対して褒めてあげて下さい。