学習塾のクラスと講師の能力の相関図|中学受験

今回はクラスとそのクラスを担当する講師の能力についてお話をしたいと思います。

 

みなさんは最下位のクラスは最低の能力の講師が担当すると思っていませんか?

 

もしそう思っていたら、それは間違いです。今回は5クラスに分かれていたと想定してお話を進めたいと思います。

 

最上位クラス

実は一番楽です。難しい話をしても理解してくれます。

 

たとえば「ここに主人公の葛藤が読めるんだよね」と解説すると、それだけで理解してくれます。

また、宿題はやってくるのが当然という雰囲気がクラス中に漂っています。宿題をやり過ぎて叱られるのもこのクラスの特徴。

 

2番手クラス 

ここが講師としてはやりがいのあるクラスでしょう。

 

頑張らせて上のクラスに上がらせるという気持ちが必要であり、組み分けの結果次第では下のクラスにも落ちてしまいます。

宿題に関してはやらされているという感じが漂いはじめます。葛藤」の意味が分からない生徒が出始めます。

 

中位クラス 

このクラスまでは塾としても校舎実績を残してくれるという期待を持ちます。

 

入試本番で一発逆転の可能性を持ったクラスです。

 

しかし退塾する生徒が出てくるのもこのクラスからです。

 

「葛藤」の意味がわかるのは国語が得意な一部の生徒になってきます。

しかしわからない生徒にも「心の中で考え、望みなどが対立し、迷い苦しむことだよ」と説明すれば理解してもらえます。

宿題はやってくることやらない子が半々くらいになってきます。

 

4番手クラス 

この辺からは「お客様」ですね。

 

合格実績として大々的に書きたくなる学校には合格が難しい。

 

「葛藤」の意味はごくごく一部の国語が得意な生徒がわかる程度で、「心の中で考え、望みなどが対立し、迷い苦しむことだよ」と説明しても理解できるのは半数程度。

 

そして実は「やばい講師」が担当することが多いのもこのクラス。

 

組み分けテストでもうひとつ下のクラスまで落とすことが出来るクラスなのです。

 

仮にクラスダウンしたとしても「今回がたまたま悪かっただけで、また戻れる可能性はありますから」と説得できます。

宿題はやってくる人は限られた生徒だけになってきます。しかも宿題は「やらされている」ものであり、宿題本来の意味は分かっていません。

 

最下位クラス 

 

ここは下手すると退塾へまっしぐら。講師のトータルな能力が問われますので、下手な講師や新人講師は置きません。

 

主任や塾長クラスが担当したり、ベテラン講師が担当したりします。

 

ここが最終的な「防衛線」なのです。

 

そして「葛藤」の意味はほぼ全員わかりません。

 

「心の中で考え、望みなどが対立し、迷い苦しむことだよ」と説明しても理解できません。これをかみ砕いて説明できる能力が必要となり、「たとえばね、遊びに行きたいけど夏休みの宿題が終わってなかったとするでしょ。

 

そうしたら思い切り遊べる? 宿題やらなきゃっていう気持ちがどこかにひっかからない?」などというように具体例を瞬時に出せるだけの能力が必要です。

 

また、このクラスになると宿題を強制させると、それがクレームにもなりかねませんし、それが退塾の引き金にもなりかねません。

 

強く叱れば、それも退塾につながります。それでも成績が右肩下がりでは、これまた退塾につながります。

 

平行線あるいはわずかでも右肩上がりにしなければならないので、講師としては非常に難しいクラスです。

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