この時の気持ちを答えなさい|中学受験の国語

国語

今日は物語文でよく見かける「この時の気持ちを答えなさい」という問題に潜んでいるワナについてお話ししたいと思います。

物語文で問われるのは登場人物の心情の把握力です。登場人物の心情を発言や行動、情景描写などから読み解いていく必要があります。

多くの塾などでは一度全体を通して読んでから、問題に取り組むように指導していることが多いかと思います。実はここに問題があるのです。

国語の選択問題

例えば「この時の主人公の気持ちは次の中のどれですか?」という選択肢問題があったとしましょう。本文の内容としては最初は悲しいことがあったが、途中で仲間に励まされ、最後はハッピーエンドで終わったとしましょう。そして選択肢は次のような内容だったとしましょう。

1 悲しい気持ち 2 うれしい気持ち 3 納得のいかない気持ち 4 一緒に頑張ろうという気持ち

物語文で面白いほどに選択肢のワナにハマってしまう子が選ぶのが(2)です。本文を読み終え、さあ問題に取り掛かろう!

という時に内容のイメージとして強く残っているのが文末にあった「ハッピーエンド」です。

物語が苦手な子はハッピーエンドに通じる「うれしい気持ち」です。原因は傍線分前後の確認を行わず、読んだ記憶だけで解いてしまから。

設問で何が聞かれているのか?と考えれば本文の冒頭の登場人物の気持ちだということに気づくはずです。であれば、傍線の近くから、その時の気持ちを読み取らなければなりません。

解答スピードはすごく早いのに、ことごとく選択肢問題をはずしてしまうお子さんは、このようなことが原因だと思います。文章を読んだ記憶に頼らず、常に問題と傍線の近くを読み比べる。これがとても重要です!

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