集団塾では記述までは見られないんだよなぁ|中学受験

家庭教師が気が付いたこと

国語が苦手だという生徒の多くは記述が苦手ですね。

とにかく面倒。そういう生徒さんが圧倒的です。

たしかに記述式の問題以外は選択肢問題が中心であり、とても楽。正直な話、これ以上楽な問題は無いですよね。

算数にしても計算問題が楽出来るくらいですが、それにしても手を動かして計算しなければならない。

一方で選択肢問題はわかっててもわからなくても、選択肢のどれかを選べばそれで良し。そりゃ、選択肢問題ばかりやりたくもなりますよね。

 

これが大きな原因である事に疑いは無いのですが、記述をきちんと教える事ができる講師があまりにも少ない。

これも大きな要因ですよね。

しかも間違えた教え方をする講師があまりに多い。典型的な例が、なんでも「言い換えなさい」と指導する講師。これ、大間違いなんですよ。

言い換えなさいが通用するのは開成などの一部の超難関校くらいで、90%以上の学校では書き換えてはいけないのです。

なぜ書き換えてはいけないのか? 

それは本文に使われている言葉が採点ポイントになるからです。

採点ポイントをそのまま使えば得点に加算されるのに、別の言葉に言い換えてしまう事で採点ポイントではなくなってしまうのです。

これを知らずに「別の言葉で言い換えて」を連呼する集団塾講師のなんとも間抜けな事。これじゃダメですよね。

そもそも問題を作ったことのない講師ばかりだから、こういうことが起きてしまうのです。

どのようなプロセスで問題が作られ、どのようにして模範解答を作るかを知らないまま教壇に立つからこうなってしまうのです。

一度でも模擬テストなり本試験なりの問題作成に携わったことがあれば、記述の書き方などわかってしまうのです。

それはまさに手品師が自分のやっているマジックの仕掛けがわかっていて、見ている人たちは仕掛けがわからず、不思議がっているだけと同じ光景なのです。

講師の多くも自分で問題を作っていないので、手品の仕掛けを知らないまま教壇に立つのです。これでは生徒が哀れです。

手品の仕掛けは、こうなんだよ。だからこういうふうにやればいいんだよ、と教えてあげればいいだけなのです。

おっと、最後に一言。集団塾の講師は多くの生徒を相手にしなければならないし、やることがたくさんあるので、ひとりひとりの生徒の記述まで丁寧に見てあげられないのが実情なんです。

記述力を伸ばしたいなら、家庭教師、それも相当な力を持ったプロの講師に見てもらうしかありませんよ!

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました