説明文は内容がわからなくても大丈夫!|中学受験

中学受験の国語が苦手な生徒さんには大きく分けて二つのグループに分けられます。説明文が苦手な生徒さんと物語文が苦手な生徒さんです。

そこで今回は説明文が苦手な生徒さんに関するお話をしたいと思います。

説明文が苦手な生徒さんは「説明文は内容がわからない」と言います。

そりゃそうでしょう。おとなでも普通は読まないような難しいテーマの物が多いのですから。

でも、それでも構わないのです。だって難しいんですから。

例えば、先日の授業ではマーク・トウェインのユーモアに関する説明文がありました。マーク・トウェインの小説を読んだことがある人がどれくらいいますか?

私だって知りません。

だから内容なんて理解できません。でも、問題は正しく解けます。それが説明文なのです。

ここで問題となるのは「理解しようとする」ことです。

理解しようとするからわからなくなり、わからないから問題が解けない。

「説明文の内容はわからなくていいんだよ」ということを理解できるようになると説明文は簡単です。

説明文はただただ機械的に淡々と公式を当てはめていけば解けてしまいますから。

開成中学などは、それを知っているから入試問題で説明文は出さないんですよ。

公式さえ知っていれば何も考えずに合格点が取れてしまいますからね。

実際にどのように説明文の問題を解いていくのか?|中学受験

例えば、次のような説明文があったとしましょう。

あの重たいジャンボジェットがなぜ空を飛ぶことができるのでしょうか? それは浮力があるからです。浮力を発生させるためには飛行機の翼の上下を異なる流速の空気を流す必要があります。空気が速く流れる翼の上側は、空気がゆっくり流れる翼の下側より空気が薄くなります。すると、その空気の薄くなった方に向かって、空気密度の濃い下から、翼を持ち上げようとする力が働きます。この力を「揚力」といいます。この揚力によって飛行機は浮かび上がることができるのです。

問題:揚力とは何ですか。説明しなさい。

答え方は簡単です。揚力という言葉の前に「この力」とあります。つまり「この」という指示語が何を指しているのかがわかれば良いだけなのです。

「この」がさす「力」が何かということです。

解答としては「空気の薄くなった方に向かって、空気密度の濃い下から、翼を持ち上げようとする力」でいいわけですね。

内容なんてわからなくていいのです。何が問われて何を答えればいいかだけがわかればいいのです。

先月から帰国生を教え始めました。先日までアメリカの公立小学校に通っていたため、語彙力などは決して豊富ではありませんし、そもそも日本語にも慣れていません。

でも、公式を覚えてくれたので、問題演習をさせるとスラスラと正解を見つけてくれます。こんなもんなのです。下手に考えようとしないから逆に良い結果が出てくるんでしょうね。

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