数多くのSAPIX生を見てきた経験からSAPIX生の国語の弱点についてお話ししたいと思います。
SAPIXが国語で重視するのは「記述」です。
これには理由があります。それはSAPIXが開成を強く意識しているからです。
ご存知のように開成中学の国語の問題は記述のみと言っても過言ではありません。
だから、SAPIXの国語の授業では記述を重視するのです。
しかし、一部の難関校をのぞけば、ほとんどの中学では記述問題よりも選択肢問題の方が圧倒的に多いのです。
ところが記述問題には慣れているSAPIX生ですが、選択肢問題となると途端に弱さを見せてしまいます。
授業で選択肢の解き方を教えてもらっていないという声もSAPIXの生徒からはよく耳にします。
選択肢問題には選択肢問題ならではの難しさというものもあるんですよ。
それをきちんと指導してあげないと、選択肢問題でことごとくバツをもらってしまうことになります。
私が開発した国語の選択問題の解答法とは?
私の選択肢問題の解法は、そもそも私の師匠が開発したものを私なりにリファインしたものなのです。
そして元々は大学受験用だった解法を中学用に手直ししたのです。
その師匠は開成中学出身なのですが、その手法が世間に知られるようになると、開成中学は選択肢問題を出すのをやめた、といういきさつがあるのです。
その師匠が受験界に与えた影響は大きかったですね。
問題の作り方そのものが変わりましたからね。世間を騒がせたのは今から40年近くも前の話。いまは忘れられていますが、そこは私がきっちりと受け継いでいるつもりです。
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