本文は理解しちゃいけない。眺めるだけだ|中学受験

家庭教師が気が付いたこと

江國香織さんの「デューク」という作品をご存知でしょうか?

私は「涙腺崩壊系」作品の筆頭に来る作品だと思っています。

そもそも「涙腺崩壊系」などというジャンルは存在せず、私が勝手に作った造語なのですが……。

この作品を読む度に涙がボロボロこぼれてきてしまうのですが、今回はこの「デューク」にまつわるお話をしたいと思います。

作品は非常に短いので誰にでも簡単に読めると思います。

ぜひ一読していただければと思いますので、ここでは内容は秘密にしておきます。

「デューク」という作品は小4のテキスト(どこのテキストか忘れてしまった)で取り上げられ、森村学園の入試問題でも使われました。

さらにどこかの高校入試でも採用され、なんと2001年のセンター試験でも採用されたというものなのです。

一話が短く、しかも平易な文体で難しい言葉が使われていないので小4のテキストや中学入試の問題にも使われた。

それにもかかわらず高校入試やセンター試験にまで採用されたのは何故でしょうか?

センター試験では「デューク」を読み込んでしまい、感情移入してしまい試験中に号泣する受験生が続出したという逸話が残っています。

そして多くの生徒が心を揺さぶられたままの状態で他の科目もやったので、まともに問題が解けなかったという恐ろしい作品だったのです。

悪魔のような作品ですね。

この問題を読んだだけで他の科目の成績までズタズタにしてしまうのですから。

しかし、これこそが狙いだったのです。読んじゃいけないよ、ということなのです。

心を持っていかれたら負けだよ、ということなのです。感情移入させず、文字面だけで判断していく。

読んでいて吐き気を催す作品というものもあります。

冬の講習会で使われた教材でしたが、とにかく血なまぐさい。これも読み込んでしまうと気持ち悪くなり、問題に取り組めなくなります。

事実、授業中も気分が悪くなった生徒がいました。

書いている途中、冬の講習会の出来事を思い出してしまいましたのでちょっと書きますね

。冬の講習会では今まで教えた事の無かった他校舎の生徒に教えたんですが、最終日に行われた実力確認テストで問題が起きてしまいました。

私が教えていたクラスの平均点が他のクラスと比べて飛び抜けてよかったんですね。

そこで浮上したのが「集団カンニング疑惑」でした。

私のクラスの生徒の答案だけが詳細に再検討され、結果は「問題無し」。教える先生によって、これくらいの差は当然出てくるんですよ。ちょっと自慢しちゃった(笑)

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