日能研の弱点|中学受験の家庭教師

一時期は天下を取った日能研

しかしここ数年は右肩下がりの状態が続いています。

それでもまだ人気が続いているのはなぜでしょうか?

 

「企業」というのは「対前年比」をとても重視します。

昨年の入塾者数を上回れ! これが絶対条件になります。

そのために各塾では色々な努力を行います。そして各塾に共通していることは「体験授業を重視する」ということです。

 

そのほかにも色々なプロモーションが行われています。

 

たとえば年に数回行われる四谷大塚が主体となって行われる「全国統一小学生テスト」。

 

これ無料ですよね。

 

無料と言うことは何か意味がありますよね。無料でテストを行い、顧客候補を集めているのです。完全なプロモーションですよね。

 

日能研の集客方法

 

さて、そんな中でどうやったら生徒が集まるのか? 先ほど述べたように体験授業はとても大事です。

 

体験授業を受けさせると同時に塾についての説明も行われます。

 

どう説明したら生徒が入塾してくれるのか? 生徒が喜ぶことをすれば当然入塾してくれます。

 

では生徒は何を喜ぶのか? 「宿題はありませんよ」 これが最高です。

 

自ら宿題を求めるような素晴らしい小学生はほとんどいません。自ら宿題を求める小学生は、その時点で御三家向きだと言えるでしょう。

 

 

日能研は校舎にもよりますが、ほとんどの校舎では宿題を出していません。そりゃ生徒は喜ぶはずです。でも、ですよ。宿題がなければ生徒の成績は伸びません。これは断言できます。

 

たとえば1週間に6時間の授業があったとしましょう。

 

1週間は24時間×7日ですから168時間です。168時間のうちの6時間はパーセンテージで言うと3.6%にしか過ぎないのです。3.6%ですよ! 

 

つまり塾以外の生活が96%なのです。宿題がないということは96%を遊ばせているというわけなのです。

 

 

睡眠時間や学校の時間なども差し引くと平日5日で35時間、土日で25時間、合計60時間を勉強時間に割り当てられるとしましょう。

 

それにしても塾で過ごす時間と言うのは10%にすぎないのです。

 

残り90%をどのようにして使うのかが受験では重要になります。

 

これを日能研では遊ばせてしまっているのです。

 

ですから私が今まで見てきた日能研の生徒は全員が勉強不足。天才的な頭脳を持っている生徒をつぶしてしまいかねないのです。

 

だから私は何人もの日能研の生徒を転塾させました。

 

そして全員、その後成績は伸びました。転塾先はサピックスでも早稲アカでも四谷でも構いません。

 

いま見ている生徒さんは年末まで日能研でしたが年明けから早稲アカに転塾させ、成績は急上昇中。年末まで偏差値40未満だったのが、60オーバーとなり、70を狙えるところまで来ています。

 

さて、日能研の弱点としてもっとも有名なのがテキストの弱さ。

 

日能研に通われているご家庭ならすでにご存じでしょうが、社会も理科もテキストがつまらない。

 

文字だらけで写真も白黒。この春、あるいは来年の春に全面改訂されるという噂ですが、このテキストでは子供たちのやる気は引き出せません。

 

ですから日能研に通う生徒さんに予習シリーズを見せると大喜びしますよね。

 

国語は設問がぼんやりしている。雲をつかむような設問。解答用紙もないので答え方もぼんやりしてしまう。

 

ご自分が日能研出身だから、ということで日能研ファンの親御さんも多いようですが、親御さんが通っていたころの日能研と今の日能研では姿が全然違います。

 

過去の良い思い出にすがらず、現実を見てください。だって、お子さんの成績を伸ばすことが一番大事なんですよね?

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