読書が好き=国語が出来る、ではない!|中学受験

中学受験の学習塾

 「うちの子は読書が好きだから」「所詮国語は日本語だから」という考え方をする親御さんのなんと多い事か。

趣味が読書なのに、偏差値が30に届かない生徒さんをどれだけ見てきたことか。今日はそんなお話をしたいと思います。

 読書が好き=国語が出来る、ではないことからお話をしたいと思います。

いわゆる一流の作家の作品を読んでいると情景が浮かんでくるどころか、周りの音、匂いまで感じられます。

以前、村上龍の小説を読んだ時などは血の匂いさえも感じたこともありました。

素晴らしい作品とは、そのように読者の感性をくすぐり、想像をどんどん膨らませてくれます。

ところが受験での物語や小説とよばれるジャンルでは、このような読み方をしてはいけないのです。

自分の感じたままに答えてしまっては完全に設問者の罠にはまります。

読書の好きな人ほど、この罠には陥りやすいですね。ですから「読書が好きだから国語は大丈夫」という考え方は今すぐに捨ててください。

では読書は必要ないか、というとそうではないのです。最近は読書量を知るための問題が増えてきているのです。どんな問題なのか、というと次のような問題ですね。

それまで澄み切ったような青空から一転して、黒い雲が辺りをおおい始めていた。まもなく(   )と雨が降り始めてきた。その雨は最初は気にも留まらない程度であったが時間とともに勢いを増し……

問(  )に入る言葉を次から選びなさい。

1 ザーザー  2 サラサラ 3 ポツリポツリ 4 シャ―シャー

読書量が普通程度にあれば難なくポツリポツリを選びますよね。

しかし読書量の足りない子は、ここで悩んでしまうのです。ですからやはり読書は大切になってきます。帰国生や海外からの移住生には非常に高い壁ともなるところです。

そして「国語だってしょせんは日本語だから」とおっしゃるご父兄のみなさん。だったら国語は入試科目にならないのではないでしょうか?

国語は日本語を問うというよりも論理性を問うものなのです。それを「日本語」を使って聞いているだけなのです。

ですから「しょせん日本語」と思われている方ほど危険なのです。ここは十分に理解してください。

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