たかが漢字と思わないで

国語が苦手な生徒さんの多くは漢字が苦手なことが原因です。そこで、つい最近行った体験授業でのお話をしたいと思います。

下の写真は小学校6年生の8月下旬に行った体験授業内での漢字テストの結果です。漢字が苦手なことは前もって聞かされていたので小学校4年生の問題まで用意しておきましたが、なんと小4の漢字の問題、しかも小4になって初めて行う漢字テストの問題ですから実質小3のおさらいのような内容の問題がこのような正答率。

ここまで漢字が苦手だと状況としては非常に苦しいです。入試まで残された時間は4ヶ月。わずか4ヶ月で小3から小6までの漢字をカバーすることはほぼ不可能に近いでしょう。しかし漢字を放置すると国語の得点能力は大幅に下がります。

ここで言う得点能力とは漢字の問題で点が取れない、と言うようなものではありません。記述、抜き出し問題でも得点できなくなると言うことです。例えば抜き出し問題で次のような文章を抜き出すと思ってください。

「不便さを補うためには、外に対して働きかけること」

国語の得意な生徒は次のように抜き出すでしょう。「不便さを補うためには、」「外に対して働きかけること」と言うように二つに分けて解答用紙に書き込むでしょう。ところが漢字の苦手な生徒は次のように抜き出します。「不」「便」「さを」「補」「う」「ためには、」「外」に「対」して「働」「き」「かける」「ことでしょう」

抜き出すスピードを想像してみてください。国語が得意な生徒は上の文を30秒以内で書き写せるでしょう。ところが苦手な生徒は一文字ずつ確認しながら書くことになるので2分前後かかりそうです。つまり同じ問題を解くにも3倍4倍5倍と時間がかかるのです。

これはできれば小学生低学年の子供を持つ親御さんに読んでいただきたい。小3までの漢字をしっかりやっておかないと後が大変になる。「いつか覚えるさ」では遅いんです。3年生までの漢字の学習で将来が決まってしまう。恐ろしい話ですが、真実に近いと思ってください。

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