国語が苦手な生徒には、まず言葉を教える

国語が苦手な生徒に共通して言えること、それは語彙力の不足です。皆さんは新聞などを読んでいて読めない言葉、意味のわからない言葉は全体の文字数に対して何%くらいでしょうか? 多くの場合、1%未満ではないでしょうか? これが例えばわからない言葉、読めない言葉が文章全体の5%にあったら、その文章は理解出来ていないのではないでしょうか?

読めない漢字、意味のわからない言葉は墨で塗り潰された状態と同じです。何のことなのかさっぱりわからないはず。それと同じことがお子さんに起きているのです。

では、どんな対策を取ればいいのでしょうか? 一番確かな方法は言葉を教えるということです。お子さんは普通に文章を読んでいるように見えて、実は普通に読んでいません。わからない言葉も「わかっているフリ」をします。わからない言葉があると「辞書で調べなさい」と言われるから面倒臭い。だったらわかったふりをしていればいいや、というのが子供の頭の中で起きています。だから、お子さんが「これどういう意味?」と聞いてきたら、お父さんお母さんが教えてあげてください。それでいいんです。面倒くさがると、そこからだんだん親子の会話もなくなります。学力も低下します。

子供って、実は色々なことを知りたがっているのです。ですから私も生徒さんから毎回質問責めに遭います。「学ぶって、こういうことだよな」といつも感じています。

例えば先日もこんなことがありました。「アンネの日記のアンネってどんな人だったか知ってる?」「ひどいことをされた人」「いや、酷いことなんてレベルじゃないんだぞ。第二次世界大戦のころ、ユダヤ人はナチスに見つかると強制収容所に入れられて殺されていたんだぞ」というような話をしました。子供はどんどん食いついてきます。そこでどんどん知識が広がり、言葉も覚えていきます。確かに夕飯時など忙しい時に子供から「ねぇママ、これってどういう意味?」とか聞かれたら「自分で調べなさい」って言いたくなりますよね。でも、出来る限りでいいので子供とお話をしてください。それだけでも語彙力は増えていきますから。

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