国語の成績はある日突然ブレイクする

昨日の成績が大幅にアップしたという生徒さんのお話しに続いて、今日は国語の成績の上がり方についてお話ししたいと思います。

成績というものはジワジワと緩い坂を登っていくように上がると思われる方は多いのではないでしょうか? ところが私の経験からお話しすると、国語の成績はある日突然、狂ったように上がります。それまでの偏差値50から一気に70まで上がるとか、そう言う感じである日突然上がります。

もちろん、これは大前提が必要です。それは漢字と語彙がきちんとできていると言う条件付きです。漢字、語彙が苦手なまま成績が突然アップする事はありません。しかし漢字、語彙さえしっかりできていればある日突然成績が飛び跳ねることが多々あります。

私の見ていたパターンですと次の3種類があります。一つは教え始めた時から成績が横ばいのまま試験当日をむかえる。もう一つは教え始めのころ、一度成績がダウンし、その後急上昇する。そして最後は横ばい状態が続いてある日突然ブレイクする。

横ばいのまま試験当日を迎える子の特徴としては私の公式を覚えない。何度指摘しても覚えない。そして覚えないまま試験当日を迎えてしまう。怖いですね。

教え始めてすぐの頃に一度大きく成績を落とす子がいます。これは頭の中の大掃除の最中だ、と私は考えています。皆さんも次のような経験があるのではないでしょうか? 大掃除や引越しの片付けを始めたところ、片付ける前よりも部屋が乱雑になってしまった。でも、いつまでも乱雑なわけがありません。整理している最中に散らばってしまっただけですからね。これはいずれきれいになるのです。これと同じようなことが子供の頭の中で起きているのではないかと思うのです。そして整理が済んだ頃に成績が大幅にアップする。

最後は横ばいが続いた後に突然ブレイクする。これは公式が少しずつ頭の中に蓄積されているので成績が横ばいになる。そして公式が蓄積され、それらが有機的に結びつき突然のように成績がアップする。

いずれにしても公式を覚えるかどうか、これが一番大事になってきます。せっかくですので、今日は一つだけ公式をご紹介しましょう。

「確かに〜しかし‥‥」の法則です。皆さんも英語で習いませんでしたか? to be sure〜but‥‥の構文を。これと同じです。日本語にも構文はあるのです。確かに(一般論)、しかし(筆者の主張)と言う構造です。この公式さえ覚えてしまえば接続語を空欄に入れる問題など簡単にできてしまいます。「確かに」あるいは同様の言葉があったら、「しかし」が入ってくる。同様の言葉とは「当然」とか「もちろん」などの言葉ですね。例えば次のような文章です。

確かに安倍首相はオリンピックの誘致やトランプ大統領との親密な関係など国際的な評価は高かった。しかし「桜を見る会」など未解決の問題も残している。

こんな感じで使われますよね。そして筆者の強調したい事は「しかし」の後です。上の文を少しいじってみましょう。

確かに安倍首相は「桜を見る会」など未解決の問題も残している。しかし安倍首相はオリンピックの誘致やトランプ大統領との親密な関係など国際的な評価は高かった。

こうなってくると俄然、安倍首相への称賛に変わってきますね。こういうことを理論的に教えるのが本来の国語の講師ではないですか?そして私はこれらのことを「公式」と呼んでいるのです。それでは今日はこの辺までで!

 

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