国語の過去問は繰り返さなくていいよ

今年も残り120日ほどとなってきました。そろそろ過去問のことで慌ただしくなってきますね。そこで今回は国語の過去問についてお話ししたいと思います。

世の中は「過去問、過去問」と、何かに取り憑かれたかのように騒ぐ方がいらっしゃいます。確かに過去問は大切ですが、過去問も使い方が一番大切なのです。繰り返すべき科目、繰り返す必要のない科目があり、国語などは繰り返す必要のない科目だと私は思っています。

では、皆さんに質問です。一度読んだミステリー、推理小説を2度目もワクワクしながら読めますか? 私は無理です。犯人や手口がわかってしまったらワクワクできません。もちろん本の内容によっては2度目3度目と読むたびに新しい発見のある素晴らしい書物もありますが、なかなかそのような書物とは巡り会うことができません。

では、過去問の場合はどうでしょうか? 過去問も言うならば推理小説やミステリーの一つです。謎解きですよね。でも、すでに一度謎解きが終わったものを新鮮な気持ちで取り組むことができますか? 私には無理です。

そしてもう一つ。志望校の国語の過去問を解いたとしましょう。同じ問題が同じ志望校の来年の入試に出る確率は何%でしょうか? 多分0%でしょう。例えば5年前の開成中学の過去問と同じ文章が開成中学の来年の問題に出る可能性はどうでしょうか? 多分0%ですよね。言い換えるならば、志望校の過去問は今後2度と出ることのない問題だ、と考えてもいいのではないでしょうか? であれば、どうするか? 似たような学校の過去問を解くんです。例えば麻布や武蔵、駒場東邦などの過去問をやっておけば、その文章が将来の開成中学の問題として使われる可能性はあるのです。開成中学の過去問は2度と開成中学で使われないでしょうが、他の中学の過去問ならば開成中学の問題として登場する可能性はあるのです。

それではまとめです。国語の過去問は一度やれば十分です。2度やる時間があるなら、他の中学の過去問を解いてみましょう。その方がずっと効率的です。

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