正しい道具を使ってこそ分解できる

今日は私の言う「公式」についてお話ししたいと思います。私は国語読解のためのいくつかの「公式」と言うものを生徒に教えています。しかし、もしかしたら「公式」と言う言葉よりも「道具」と言った方がしっくりくるのかもしれません。

国語の問題を解くための「公式」を教えて、いきなり使い始める生徒がいます。それはそれで嬉しい事です。しかし間違えた使い方をすると公式が意味のないものへと変わってしまいます。例えばこんな感じです。

与えられた公式(道具)はナイフだけ。これで何でもかんでも解決しようとしてしまう。ネジを回すのも木を切るのもナイフでやってしまおうとする。これは無理ですよね。木を切るためにはのこぎりやチェーンソーなどが必要ですし、ネジを回すためにはプラスかマイナスのドライバーが必要だし、小さなネジを回すためには小さなドライバーが必要になるし、大きなネジを回すためには大きなドライバーが必要になります。あるいは小さなものを拾うためにはピンセットが必要になり、物をくっつけるた目には金槌と釘が必要になります。つまり、どの場面でどの道具を使わなければならないのか?を知る必要があるのです。

私は授業で少しずつ道具を手渡しし、道具の使い方を教えています。一気に全ての道具を渡しても、どう使ったらいいかわかりませんからね。そして「こんな場面ではドライバーを使うんだよ、こんな場面ではノコギリを使うんだよ」と教えて行きます。壁掛け時計を分解するのにノコギリを使ったら壊れてしまうことを教えるのです。

それでも「時計を分解するのにノコギリ使ったら壊れちゃったよ。このノコギリはダメだ」と言う子供が多いのです。それはまだまだ道具が揃いきっていない証拠であり、道具の使い方をマスターしていない証拠でもあるのです。

もう一歩進めましょう。道具を入手したらメンテナンスをしましょう。そして使い方を工夫しましょう。あるいは道具を自分で使いやすいように加工してみましょう。左利きの人が右利き用の道具を使うと不便だから左手で使いやすいように加工してみる、こんな努力はしてもいいですよね。

たくさんの道具を入手し、導具を理解し、使いやすい物を中心に使い、状況に応じた道具を使えばいいのです。何でもかんでも使えばいい、と言うわけではありませんからね!

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