誰にでもできる国語だから誰もが教えられない国語

国語という科目について非常に軽く見られることが多いので、今回はそんなお話をしてみたいと思います。今回は入試と言う観点だけからお話ししますので誤解の無いように!

「所詮国語だろ」「たかが国語だろ」「日本人なら日本語はできる」「読書さえしていれば問題ない」このような発言を耳にすることがよくあります。所詮国語であり、たかが国語であり、日本人で読書好きなら問題ないのか? そう考えている時点でアウトです。文章を通してどれだけ「理論」を発揮できるかが問われる科目なのですから。

その前に「会話」と「文章」の違いを明確にする必要があります。普段の生活の中で会話に対して文法的な間違いなどを指摘する場面はそうそう多くはありません。余程間違えた使い方をしない限り、「会話」は普通に流れていきます。会話での一語一句に強くこだわるのは弁護士かニュースキャスターくらいなものでしょう。一般的に会話というのは文法にこだわる必要はなく、伝えたいことが伝わればいいのです。

かつてネイティブのアメリカ人に英語を教えたことがありました。アメリカ人に英語を教えるなんておかしくないですか? もちろんネイティブですからスピーキングもヒアリングも完璧です。しかし高校入試の問題ですら四苦八苦。これがネイティブです。耳から入った言語なので文法など意識しないまま育ってきたのですから。国語も同じです。耳から覚えた日本語を理論的に解決しなければならないのですから。

ところが困ったことに国語を理論的に教えることができる人がいない。逆になんとなく教えられる人はたくさんいます。「国語が得意だから国語を教える」講師のなんと多いことか!

私ももちろん国語は得意でした。初めての模試は四谷大塚で、国語の成績が全国9位、これがデビュー戦でした。その後も全国一位を何度も獲り、まず国語に関しては誰にも負けないだけの自信がつきました。しかし、教えるという立場に立った時、考えた事は「俺の頭の中はどういうプロセスで問題を解いていたのだろうか」という事でした。自然に正解を見つけてしまう。なぜ正解を見つけられたのだろうか? こういう考えに立った時に私の頭の中にある「国語の公式」を発見したのでした。そして全ての公式は理論的に説明のできるものなのです。「なんとなく」とか「流れ」などという詐欺師のような解き方は絶対にダメですよね。しかしそれが多いのが現実。お気をつけください!

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