国語は説明文と物語文の大きく二つに分けることができます。その中で今回は物語文についてお話ししたいと思います。

物語文が得意な生徒に話を聞くと「内容は頭に入ってなかった」と答えることが多くみられます。物語文が苦手な生徒に話を聞くと「すごく面白かった」とか「よくわかった」という答えが返ってきます。「すごく面白かった」のに点が取れないとはどういうことなのでしょうか? そして「内容は頭に入らなかった」のに高得点が取れるのは何故なのでしょうか?

物語文は読んではいけないのです。国語の点の取り方を知っている生徒は物語を読み込んでいません。ですから感情移入も何もありません。ただただ文面に書いてあることを理論的に分析しているだけなのです。一方で点の取り方の下手な生徒は物語に感情移入してしまいます。そうなったら、そこでThe End。理論的な判断ができなくなり、主観的な判断ばかりしてしまいます。いわゆる思い入れとか思い込みですね。

国語の中には感情を揺さぶってくる問題も出されます。例えばヤモリの内臓がえぐり取られるシーンが描写されるものがありました。これを読んで気持ち悪くなってしまう生徒がいるんですよね。それは感情が持っていかれた証拠です。ただただ理論的に文法的に文章を「分析」していればそこまで気持ち悪くはならないのです。

もちろん、学校側はわざとこうした気持ち悪い文章、あるいは悲しい文章で生徒の心を揺さぶってきます。まるで悪魔ですね。

それでは結論です。物語文に強くなるためには、「読まない」こと。なんとも禅問答のようですが、これこそが極意だと思います。

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